こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイス改造で籠目深沙希さんを作る⑧【完成】

メガミデバイス改造によるアリスギア籠目深沙希さん、ようやく完成しました。

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1枚目ボツ写真だったのに写りが気に入って採用しちゃった差し替えちゃった)

ブログ内で紹介していた通り、ギア周りはFusion360による3Dモデリング、キャラ本体はメガミデバイス(Chaos&Pretty ウィッチ)のアナログ改造になります。まぁ元キットがあるといってもフェイスパーツもイチから作ったので原形を留めてるパーツは太ももくらいなものですが。蜘蛛モチーフなボトムギアの正面からみた時の段々とサイドに広がっていく形状がホントカッコイイんで再現できて大満足です。

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作成中Twitterで反応頂いた際は大抵深沙希さんのお胸に言及されてました(笑)。元の専用スーツがけしからんのでしょうがないね。ボディの拘束具のようなベルト達の再現をどうしようか悩みましたが、ちょっと金具のサイズ感を大きめにしつつ、100均の赤ビニールテープを切り出して接着しました。程よく固くてコシのあるテープだったのでピッタリでした(本来のビニールテープの品質としてそれはどうなの…)。前垂れもテープのコシと粘着力だけで浮いてます。意外と剥がれなくてびっくり。テープなので可動性もあります。ただまぁ全体的に可動範囲は…お察し下さい。

トップギアについても一応開閉できるよう非固定式にしてるんですが、ちょっと緩めで半開きになりやすいので写真写りに問題ありっす…。ちなみに固定用のT字ハンガーも3Dプリンターの透明樹脂で出力しました。

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深沙希さんカッコイイポイントである専用クロス。曲線だらけかつ中空デザインですが、こういうのをサクッと簡単に作れるのが3Dモデリングの良いところです。刃は取外し式でメタリック塗装(スーパークロームシルバー2)してあります。もうちょっと磨いて表面つやつやにしてから塗れば良かったなぁ。

しかしこのクロス、写真写り以上にデカいので持たせてポーズを付けることが殆ど出来ません。しかも実は右手肘関節が組付&塗装後にモロッと崩れる大失態をやらかしており、一応瞬着で崩れた場所を埋めて事なきを得ましたが、そのせいで左手より緩くなってしまい余計重い物を持てない子に。塗装後はパーツが脆くなってるから要注意!という先人の言葉を体験してようやく思い知りました…。

なお、塗装についてはごく一部を除いてほぼ新水性ホビーカラーです。この塗料スゴイよ!塗膜がしっかりしているのに乾きも早く発色も良し。アクリジョンやファレホみたいにエアブラシで先端固着して詰まることも殆ど無く、臭くないのでストレスフリーな塗装が可能です。水性塗料では今のところ総合力ぶっちぎりNo.1だと思っています。しかも安いしヨドバシとかですぐ買える!クレオスさんマジで応援してます。

 

製作期間は、初手から数えるとほぼ丸々1年掛かってしまいました(途中浮気してケムリクサのりく姉フィギュア作ったりしましたけど)。初のプラモ改造、初の3Dモデリング3Dプリンター活用でホントに形になるのか終始不安なまま進めてきましたが、何とか形に出来て一安心です。というか初めて尽くしのくせにいきなり難易度高いものに手を出しすぎでは…。

それもこれも深沙希さんのカッコイイデザインを立体物として手元に置きたい一心。メガミデバイスも続々アリスギアコラボしてくれているので今後も期待大ですが、さすがに深沙希さんは来ないだろうなぁと。なきゃ自分で作ろうぜ!の精神が3Dプリンター(Photon S)を買わせたのです…。まぁ公式が出してくれるならそれはそれで買うんですが。

 

あー楽しかった!次は何を作ろうかな。