こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイス改造で藤野やよいを作る(トップス①)

前回の深沙希さん作成後は無改造でシタラちゃんキット作ったりしてました。
やっぱり本家のキットは組みやすいしカッコイイし、格の違いを感じますわー。
自作でももっと出来の良いものを目指したくなるってもんです。良い刺激でした。

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で、そろそろ新作を、ってことで次は「藤野やよい」を作るよ!
ストーリー初見では常時ラップで会話するし人の話は聞かないしで
割とウザキャラな印象だったんですが、キャラエピソード見ていくと
実は良いとこのお嬢様&文学少女キャラ、根は真面目で仲間思いと、
裏の顔が見えていくことでジワジワ好きになっていったキャラです。
上の画像は☆4アナザー版(文学少女)ですが、
作るとしたらノーマル版(ラッパー)とどっちがいいかなぁ。

で、まだ決めかねているのでとりあえずギアから作っちゃおうかと。
例によってギアはFusion360モデリング、キャラ本体はアナログ造形予定です。


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まずはトップスを上部から順々に作っていきましょう。
例によってゲーム画面のキャプチャに合わせてモデリング
今回も結構曲面が多いですが、深沙希さんほど複雑な形状じゃないので
ソリッドとサーフェスを組み合わせてやっていきます。

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今回この部分をどうするか悩みまして…。

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「スケッチ」で断面側にJの字に描いた曲線(図の緑線)を
サーフェスの「押し出し」で押し出し曲面を作り、
「面を分割」で正面側に描いたスケッチの形状に分割し、不要部分を削除しました。
あとは隙間を「パッチ」で貼り合わせて完成。

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ゲーム中では再現されてなかったけど、この面はスプーン状の方が格好良さそうなので
せっかく作った面をいったんサーフェスで削除。
空洞の中心にゆるやかな曲線をスケッチで描いて「パッチ」で貼り合わせました。
貼り合わせる際は「内部レールまたは点」で先ほどの曲線を選ぶとスプーン状に。

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あとはスケッチした図形を「押し出し」や「パッチ」を駆使して
スピーカー風デザインを再現していきます。
正直この辺はもうFusion360の基本操作みたいな感じでサクサク。

今回こんな感じで色分けしにくい部分は分割構造にしてみました。
こういうの気軽に出来て楽しいんだけど、いざ出力してみると
思ったよりサイズがちっちゃくて、微調整とか面倒くさくなるんだよね…。


というわけで、トップスの上部分をまず完成させてみました。
深沙希さん作ってる時はいかんせん初めてのFusion360だったので
何が出来るのか、どうやれば形になるのか全く分からず手探りでしたが、
2作目ともなると比較的作り方が想像しやすく、サクサク進みました。
やよいギアはそんなにボリューミーでもないので、
深沙希さんの時のように1年近くかけるなんてことは無さそうです(笑)。

次回はトップスの中間部分を紹介していきます。