こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイス改造で籠目深沙希さんを作る④

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お次は深沙希さんのトップス。今までよりシンプルで作りやすいかな?とも思うんですが、今回は明確にスライド可動式にしておきたいデザインなのと、意外とこの曲面と直線が合わさったような側面の作りをどうすれば良いかわからず、ちょっと悩みました。

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ひとまず先に完成形。今回かなり理想型に近づけて造形出来ました。まぁ出力して強度とか大丈夫かどうかはまた別の話ですが…。

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で、肝心の側面の作り方についてですが、今回はじめてパッチによるサーフェスモデリングを組み合わせてみました。大まかな位置に平面を作り、一枚一枚曲線を描いてボディの骨組みを作ります。その後ロフトでつなぎ合わせ、直線が絡む部分はパッチで面を作ったりして形をくみ上げました。曲面に平面が絡んでくるような場面ではサーフェスの方が良いかな?というざっくりした感触がつかめました。

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そして特徴ある上下のワケ分からん曲面部分を作るため、いったん切り取って先ほどと同様にスケッチで曲線の骨組みを作り、ロフトで面を貼っていきました。この方法なら、後で3Dスケッチで骨組みをいじってあげれば後から好きなように形を修正出来るので良いですね。一番作り方が分からない部分が終わって、あとは形を出すだけになってからはテンポよく進みました。

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一応口が開くギミックも追加しました。

 

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で、出力結果がこちら。一度出力ミスったのと同時に、新しくエコレジンを購入したのでそちらで再出力。キレイに出ました。臭いも無くてすこぶる良い感じ。

kokke-sc.hatenablog.com

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一応開閉ギミックも出力出来てますが、今ひとつ安定していないので固定しちゃおうかと思ってます。多分動かしてるうちに塗装はげちゃうし。

 

今回でだいぶ理想に近い造形が出来るようになってきましたが、いざ立体化すると厚みが足りなかったりちゃんと動かなかったりと、設計面でもっと経験が必要かなぁと感じました。でもド素人がこんな造形物をいとも簡単に出力できる時代なんですね。凄いわぁ。

次はウェポンギア関係の造形を紹介していきます。正直武器作るのが一番楽しい時間だったかも。