こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイス改造で籠目深沙希さんを作る③

f:id:kokke_sc:20190920215025p:plain

前回はボトムギアの足(本体の足?)パーツを作ったので、今回はサイドに展開する蜘蛛の足(サブ足?)の造形。本体の足に比べるとちょっと造形が細かくて独特な形状をしています。正直この部分があると無いでは深沙希さんの蜘蛛モチーフの表現力が大きく違うので、頑張って雰囲気出したいところ。

 

f:id:kokke_sc:20190920215320p:plain

 

f:id:kokke_sc:20190920215558p:plain

例によって今回も全部スカルプトでモデリング。前回の経験もあってか、今回は複雑な形状にもかかわらずなかなか良いペースで作れたかも。また、前回は目で見ながら大雑把に形を寄せていったんですが、今回からゲーム画面のスクショを背景に配置し、それに合わせて形を出していく方法をとりました。これでかなり原作ゲームに近い形状が出せるようになります。まぁもっと早く気づきたかったよね。

一応蜘蛛の足モチーフなので各所可動しそうな雰囲気がありますが、ゲーム中でも一切動かないし、動いたところでちょびっとしか動かせそうにないので可動はオミットしちゃいます。一体成形はいいぞ。ただ、作る上ではある程度分割してパーツを意識しました。まずは作る前に形を隅々までじっくり観察して、頭の中で組み立て方の見当を付けてから始めないと、大抵手戻りが発生します。実際リテイクの嵐でした。

f:id:kokke_sc:20190920215752p:plain

f:id:kokke_sc:20190920220206p:plain

前回あまり作り込まなかった部分ですが、今回からモールドとかパーツの模様とか、いろいろ手を加えてディティールアップしました。一番多く利用したのは「パイプ」機能で、角溝か丸溝でモールドを掘っていきました。溝幅が0.2~0.3mm程度なので、プリンターの設定であんまり照射時間を増やしすぎると埋まっちゃうので気をつけたいところ。というか現物が設定詰めきれてない頃の出力品なのでまた出力し直そうかな。
f:id:kokke_sc:20190920220605j:image
f:id:kokke_sc:20190920220615j:image
出力結果はこんな感じ。また接続は関節技シリーズを使ってます。概ね満足な出来映え!一体成形だとちょっとおもちゃ感あるかな?と思いますが、色塗っちゃえばきっと大丈夫でしょう。ちなみに、先端の鋭利な部分はモデリング時に容赦なく鋭く作り、出力も容赦なくしてくれたおかげで超鋭いです。指に刺さるとマジで痛い。

今のところスカルプトばっかり使ってますが、次回あたりは他の機能も使ってモデリングしていくハズです。この記事書いてる時点でかなり進んでるけど、まだまだ先は長いです。