メガミデバイス改造で藤野やよいを作る(トップス③)
最近すっかり3Dモデリングばっかりになってきてるんですが、今嫁さんと子供が里帰りしたまま新型コロナ騒ぎで待機状態なので、音とか臭いとか気にならない今のうちにやっておこうかと思いまして。GW帰りたかったけど帰れそうにないので、孤独に引きこもって造形するか…。こればっかりはこっち帰ってこられた方が危なくって怖くって。
さて、お次はトップスの前腕&爪部分。ここも上腕部分と同様の分割方法でもよさそうなんですが、そこまで複雑な形状してないのであえて分割なしに挑戦してみます。ネオジム磁石仕込む程度ならいけるでしょうし。
前回同様、「スケッチ」と「パッチ」を駆使して造形していきます。まずさっくり作りたい形の断面をスケッチで描いてみてから、どうやって作るか考えます。
(片面作って「ミラー」で反転させてから「結合」するやり方は変わらず)
今回は先に爪が接続される下側から攻めてみました。スケッチの下側のみサーフェスの「押し出し」で面を作ります。
適当な「オフセット平面」を作ってなだらかな曲線を描き、先ほど作った面に対して「面を分割」で曲線を反映させます。
不要な部分を削除し、底面が出来上がります。
中間部分に「スケッチ」を作成し、上腕や底面に繋がるように曲面を描きます。
先ほど作った面や足りない面を「スケッチ」で補いながら、「パッチ」で面をどんどんはめ込んでいきます。
だいたいこんな感じで。
あとはどんどんディテール追加。断面に「スケッチ」でジグザクを描いて、「面を分割」で側面を分割します。
分割面を「プレス/プル」でオフセットします。今回は0.2mm程度。0.3mmあったほうがはっきりと段差が見えて良いかもしれません。お好みで?
爪も基本的には同様で、作りたい形の断面を「スケッチ」で描いていきます。
そのまま面を「押し出し」て形を出しつつ、「勾配」をつけてます。刃の部分はスケッチを「ロフト」。この辺はシンプルなFusion360の機能って感じで。
ちょっと曲がりの付いた爪は、2枚のスケッチ平面にそれぞれ「スケッチ」を描いて「ロフト」で繋げるだけの超簡単作業。
あとは爪の面にスケッチをガシガシ描いては「押し出し」でディテールを追加していきます。
こういった細かいところもゲームのテクスチャ等を参考に想像しながら凹凸を付けていきます。どうしても再現しきれないところはあるので、雰囲気だけ。
大体形になりました。でも現状可動は一切考えられていない状態なので、この後は各部の可動やアーム展開時の内部形状を作り込んでいきます。
前回の深沙希さんはあんまり可動しない(出来ない)作りだったので、今回は頑張るゾ!