こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイスをベースに伊戸倉音緒を作る(クロス)

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お次はクロスギア(スタンドマイク)です。
武器なので戦うときは3脚スタンドを閉じてランスとして使うわけですが、正直音緒パイセンはショット(ギター)装備させてナンボなところがあるので、ランス状態で持たせるくらいならスタンドマイク状態のまま展示するほうが絶対映えるよね…。まぁまぁ小さいパーツなので可動ギミックを諦めて固定式にしちゃおうかなぁとか考えてます(あるいはパーツ差し替え)。

 

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形状自体は至ってCAD向き。「スケッチ」と「押し出し」コンボでサクサクのやつです。マイク部分は「押し出し」でテーパーを付けてもいいし「ロフト」で作ってもいいし。

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マイクとポールの接続部分は、まず長方形を「スケッチ」してマイクを「押し出し」で切り取り…

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ポールをマイクに重ね合わせ、「結合」でターゲットボディをポール、ツールボディをマイクに指定して切り取り操作すればざっくり完成。クリアランスは後で調整!

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このままだとピッタリすぎて可動しないので、干渉する部分を「面をオフセット」でちょっと下げて「勾配」を付けてあげるとそれっぽく見えますかね。

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どんどんディテールを追加していきます。段落ちモールド(?)部分(画像3枚目)はいったん「ボディを分割」でモールド部分を別パーツにしてから「面をオフセット」して、再度「結合」することが多いです。ボディはそのままで「面を分割」でも面のオフセットは出来るっちゃ出来るんですが、たまに上手くいかないことがあるので…。

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角度付けて雰囲気確認。モデリング中は別パーツだけど、出力するときは結合してマイク全体一体化しちゃうかも。パーツちっちゃいし。塗り分けの手間と天秤に掛けてどっちがいいか。

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スタンド部分も作っていきます。基本はマイク部分と同じく「スケッチ」&「押し出し」です。

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このまま出力したら間違いなく負傷しかねない鋭さ…。ちょっとボリューム足したり面取ったりした方がいいかな。

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1ヶ所出来たら、「パターン」から「円形状パターン」で残り2つ分を等間隔に並べます。

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足を閉じてランス状態。可動軸も用意はしているものの、これ可動させると安定感なさそうだなぁ…。やっぱり固定して差し替えにしちゃおうかな。

 

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ひとまずここまで出来たものをそれっぽく並べてみました。
スタンドマイクはキレイに出力出来るかどうかも問題ですが、ポールみたいな長尺パーツはかなりの確率で出力後に反り返っちゃうので、3mmプラ棒で工作した方が良いかもしれません。
そういえば過去作品(深沙希さん、やよい)全員ランス持ちでしたね。長尺物のノウハウが蓄積されていくような、そうでもないような。


次回からはボトムスの奮闘記録を紹介します。音緒ちゃんボトムスまじ鬼門…。