メガミデバイス改造で藤野やよいを作る(トップス④)
STAY HOMEしてたら連日の緊急地震速報でSWAY HOMEなんつってな、ガハハ
※GWに書類仕事を潜影蛇手されて休んだ気がしなくて諸々ヤケクソです
はい作ろう可動アーム部分。ちゃんと動かせる構造を、と考えてネオジム磁石を利用しましたが、今思うと正直もうちょっといい方法があったかも知れませんね…。
ここだけできればあとはもう完成なので、ざざーっと紹介していきます。
この部分の作り方については難しい作業は一切なく、箱作って、スケッチで模様描いて面に反映させて、凹ませて、面取りして、みたいな基本動作を繰り返すだけです。曲面がない時のFusion360の爆速モデリングっぷりはすごい。
ゲーム中ではこの部分の可動って全く見られないんですが、とりあえずここで1軸可動させておけばいいかなーと、こういう分割に。可動部には3mmの貫通穴をあけておき、プラモのPVCランナーを軸として切り取って差し込む簡単構造です。
クリアランス調整だけはしっかり考えておきましょう(うっかり差し込み部分の受け側円周のクリアランスを忘れて後で削るハメになりました…)。
最後に3mmネオジム磁石を埋め込む穴を用意して完成です。
お次はこのアーム部分を埋め込む本体側の構造。単純な構造なら本体からアームを「結合」で切り取ってしまえば良いんですが、既にモールド掘っちゃったし…。
ということで、アームの上端にスケッチでちょこっとクリアランスを設けた四角形を描いて、そのまま「押し出し」で本体のみ箱抜きしてやりました。
さらにアーム中間部分も干渉するので、ざっくりとした輪郭(鍵穴みたいな形)をスケッチで描いて、こちらも「押し出し」で本体から切り取ります。
するとこんな具合にアームを格納する空間ができました。
内側の断面イメージ。画像には写ってませんが、本体側にもネオジム磁石をはめ込む穴を用意してあります。スライドさせるので、アーム格納状態と展開状態の2ヶ所の位置ですね。
そういえば前回詳しく書きませんでしたが、アーム展開前の裏側部分は色分けしやすいよう1mm厚ほどの後ハメパネルになっています。ディテールもりもりにして隠れた部分もカッコ良くしないとね!
前腕本体も似たような感じに進めます。
最後にディテール物足りない部分を修正していって、アーム展開状態が完成しました。変な干渉も無さそうだし、出力いけそうですね。
ひとまずやよいギア(バスターチキン)トップス完成ー🎉
— こっけ (@kokke_sog) 2020年4月17日
代打エーデルワイスだけど…。
次はボトムスの前にやよい本体に取りかかるっす pic.twitter.com/0mxuswqo7w
出力いけちゃった後がこちら。クリアランス調整で削る部分はあったものの、大きな手直しは一切無く、そのまま期待通りの出力が出来ました。やったね!
しかし今回はディテールアップも出力後の表面処理やエッジの効かせ方もある程度目指したとおり出来ているので、一気に上達した感があって嬉しい限りです。それと改めて出力するとゲーム中で使ってた時よりボリューム感がスゴイ(サイズはあってます)。白系にピンクというカラーリングも相まって、結構際立つ良デザインなんだなぁと改めて思いました。みんな食わず嫌いしないでゲームでもやよい使ってね。
次回はついにやよいちゃん本体に取りかかります!久々のアナログモデリングだよ!
それと改めてになりますが、偉そうに記事書いておいてこれが3Dモデリング2作品目のド素人なので、書かれている内容が正しく効率的かどうかは全く分かりませんのでご注意くださいね。でも、なんとかなってるしFusion360も無料(非商用利用)だし、3D出力環境さえ用意できれば楽しい趣味なんでみんな迂闊に手を出したらいいと思うよ!