こっけの造形日誌

駆け出しの趣味造形マンががんばって造形したり模型つくったりするのだ

メガミデバイスをベースに新居目安里を作る ②(トップス①)

危うく半年放置するところからさらに半年以上放置してしまいましたよ。

今年度から職場の体制が変わって仕事が増えたりして、半年近くフルパワーで頑張ってた感じでした。こうなるともう趣味の造形どころではなく…。最近ようやく落ち着いてきたのでうまくサボったり有給とったりしたいですねぇ。

さらに仕事のしすぎで首をやってしまいまして、現在もガンプラ旧キットみたいな首の可動域で必死に生きております。ちゃんと運動しましょう。

前回どこまでやったっけ…?ってくらい久々ですが今回はトップスのリアユニットから。

展開状態がすごくカッコいいんだけど、このギミックを再現するのはちょっと面倒くさいですね。細かく作り込むの好きなんだけどすぐポロリするのもイヤなのであんまり複雑な変形はしたくないなーというのが正直なところ。

まずは六角形を描いて「押し出し」で板を作っていきます。この時厚み方向にテーパーをつけてやることで貼り合わせた際にちょっとずつ角度がつくようにします。ちゃんと計算したほうが良さそうですが今回は感覚で7.5°としました。

おおざっぱな形が出来たら、「面取り」したり「勾配」を調整したりしつつ、3Dスケッチを活用しながらサーフェスで「パッチ」をあてて形状を大きく変更していきます。この辺は納得いかなくて何度も試行錯誤したのでややこしいですが、困ったらサーフェスで微調整ってのがいつものパターン。

ゲーム中ではテクスチャで分かりにくいけど、分離するパネルごとに面取りしてある感じがしたので、面取りではなく「押し出し」でテーパーをつけてみました。

あとはディテールを追加していって表面は完成。つい情報量を増やしたくなるんだけど、サイズ的にも出力後の再現度には限界がありますね。

裏面についてはひたすら「スケッチ」からの「押し出し」「結合(切り取り)」等を駆使していきます。

一応2mm円柱と四角柱のネオジムを組み込んだスライド式の可動を予定していますが、結構小さいのでうまく安定するか微妙なところ…。みんなこういう部分の可動はどうしてるんだろう?あんまり他人のガレージキットを買わないのでアイデアが浮かばず。

今回、全く同じに見えて微妙にサイズの違うパーツが多かったので組み合わせるパーツに刻印をつけてみました。適当に「スケッチ」で数字テキストを入れて「押し出し」するだけです。

 

出力はまだこれからですが、結構調整が必要そうかなーと思います。
また浮いているユニットなので展示するためのハンガーを考えないといけないですね。UVレジン製だと耐摩耗性の低さからハンガーみたいな軸摺動させるパーツの作成にはあんまり向いてないんですよね。毎回どうするか悩みます。

前回の音緒ちゃんは摩耗前提でネジによる可動の渋さ調整させるハンガーを作りましたが、長く使うのにはやっぱり向いてないです。

 

次回はやすりちゃん本体の腕&足ギアを作っていきます。