メガミデバイス改造で藤野やよいを作る（ウェポンギア）

さて最後はウェポンギアです。
正直、長尺物が多いため3Dプリンターの印刷範囲に収めるのに苦労する上、出力品が時間経過で反り曲がってくる＆重さに負けて保持できない等の問題が多かったため今後も工夫が必要だなぁと反省点の多い部分でした。素直に無発泡ウレタン（いわゆるレジンキャスト）に置き換えろって話なんですが…。

まずはクロスギアから。
といってもあんまり書くことも多くなく、シンプルにスケッチで線や面を用意してあげて、図形を描いて「ロフト」でつないで行くだけの単純作業です。

槍先部分を複製するときは「パターン」の「円形状パターン」で複製するオブジェクトを選択し、中心軸を選んで数量3を選ぶだけで等間隔に3つ並びます。

実は1回出力した後、槍先部分がどんどん反り返っていきちゃんと組み付けられない状況に陥ったため、あえて槍先をパーツ分割し、中を空洞にくりぬきました。こうすることで中身ギッシリ詰まっているより曲げに強く、そして軽くできました。

ほっといたらやっぱり曲がったクロスギアくん。カリッカリに劣化しかかるまで2次硬化したほうがいいのかな。柄にテーパーついてるからプラ棒とかで作るのちょっと怠くて… pic.twitter.com/Dy9IKEdrW0

— 神峰こっけ (@kokke_sog) August 24, 2020

まぁ肝心の柄の部分は中空に出来なかったのでやっぱり曲がっちゃいましたが…。

 続いてショットギア。
もうこういう箱状のものはボーナスステージで、平面にスケッチ描いて「押し出し」していけばサクサク形になります。

スケッチで中心に線を引いて「パイプ」で中心部分を作ります。

今回、メガミデバイスの手で持てるグリップサイズ感にあわせて全体のサイズを調整してしまったため、いざ出力してみたらめっちゃ小さくなってしまったので後でグリップ以外のサイズを1.4倍にしました。が、正直やりすぎたかも…。おかげでバランス悪く見えますが、ゲーム中ではグリップが手にめり込んでる状態なので、立体化に当たってはちゃんと持てることを重視してバランスは二の次に。

最後にSPギア！マーシャルヴァイブス！なんかカッコイイ！けど強度大丈夫なん？
こちらも平面にスケッチ＆「押し出し」＆「パイプ」でサクサク。柄の折れ曲がる形状の部分は3Dスケッチで描いてから「スイープ」で作りました。

刃の部分はゲーム中では浮いているため、パイプ部分に挟み込んで接着することにしました。…これちゃんと保持できんのかなぁ。

やよいショットとクロス。
残すはSPギアだけなんだけど、剛性無いし組付け甘いしで作り直したいレベルなので、うまいこと写真撮れれば御の字くらいのつもりで仕上げます。クリアの刃は（粗が目立ちにくいように）つや消し派！ pic.twitter.com/6QZpMdk6eu

— 神峰こっけ (@kokke_sog) August 26, 2020

 出力＆塗ってみました。ちょっと粗が目立つ出来ですが、正直もうこの辺で仕上げておかないと完成いつになるのか分からないので、ちょっと諦めつつ。SPギアは輪を掛けて出来が悪いので今は写真ないですが、いずれ解決方法見つけて作り直したいかも。

次回、ようやく完成です。